最近のデジタル化社会において、電子機器の安全性は何よりも大切です。
特に、自宅やオフィスでの作業中に予期せぬ停電が発生すると、大切なデータが失われる可能性があるため、安全対策を講じることが必須です。
そこで今回は、BXシリーズの高性能な無停電電源装置(UPS)を紹介します。
パソコンや重要な機器を守るために、ぜひ知っておきたいアイテムです。
これから詳細を解説していきますので、最後までお読みいただければと思います。
無停電電源装置(UPS)とは何か?
無停電電源装置(UPS)は、停電や電力供給の不安定さに対抗し、接続したデバイスに電力を供給し続けるための装置です。
これにより、突然の電源断によって作業が中断されたり、大切なデータが失われるリスクを軽減できます。
この装置は、何よりも電力の供給が途絶えたときに出力を確保するための非常に重要な役割を果たすのです。
一般家庭では停電の頻度はそう多くありませんが、ビジネスの現場では、さまざまな原因から瞬間的な停電が発生することがあります。
そこでUPSはバックアップ電源として機能し、
停電時でも安心してデータを保護できるのです。
特に、業務用サーバーや通信機器には非常に重要なアイテムです。
BX50F UPSの基本仕様
BX50Fは、無停電電源装置の中でも非常に優れた性能を誇るモデルです。
まずそのサイズですが、幅287×奥行287×高さ45mmと、非常にコンパクト。
しかし、そのコンパクトさに反して、重さは約5kgと多少感じるかもしれません。
これは内部に搭載された質の良いバッテリーと電子機器により、非常に高いパフォーマンスを実現しているためです。
出力量は500VA/300Wとしっかりしており、多くの機器を一緒に接続しても問題ありません。
出力コンセントにはバックアップ3Pタイプが3口用意されており、同時に複数の機器を安全に動作させることができます。
バックアップ時間は最低でも3.5分以上。
これは、データをセーフティシャットダウンするには十分と言えるでしょう。
また、USBインターフェイスを搭載しており、さまざまなデバイスとの互換性も確保されています。
ユーザーに嬉しい機能
BX50Fには嬉しい機能が数多く備わっています。
まず、常時商用給電方式を採用しており、日常的には直接電力を供給し、停電時には即座にバッテリーからの供給に切り替わります。
付属品として縦置きスタンドや自動シャットダウンソフト「UPS Power Manager」「PowerAct Pro」が付いてくるのもとても便利です。
特筆すべきはホットスワップ対応機能があること。
これにより、
UPSの運転を止めることなく、バッテリー交換が可能となります。
バッテリーが劣化しても安心して交換できるので、長期間使用する場合でも非常に安心です。
コールドスタート機能の利便性
BX50Fの利点として、コールドスタート機能を挙げられます。
通常、UPSは商用電源がある時にしか起動できませんが、コールドスタート機能があると、周辺に電力供給がなくても、バッテリーから直接起動できるのです。
これにより、
電源が確保できるなら、外部電力なしでも必要な作業を続行することが可能です。
この機能は特に、非常時における機動力を発揮し、緊急時の安全対策として重要です。
たとえば、コンピュータシステムを一度は止めたくないとき、あるいは復旧初動時に役立ちます。
注意点と制限事項
BX50Fを利用する際には、いくつかの注意点があります。
まず、BXシリーズでは、バックアップ運転時に出力電圧波形が矩形波となること。
そのために、入力力率が改善された電源(PFC)や誘導性負荷(コイル・モータなど)を接続するのには適していない点に注意が必要です。
これがどのように影響を与えるかと言えば、高負荷の機械や、波形に敏感な機器だと正常に動作しない場合があるということです。
そのため、高度な機器をつなぐ場合は、波形や電力の消費要件を確実に確認してから使用することが薦められます。
まとめとおすすめポイント
BX50Fは多機能で信頼性の高い無停電電源装置です。
優れたバックアップ能力と、豊富なユーザーフレンドリー機能が詰まった本機は、個人のパソコン保護から、企業の重要機器の運用まで、幅広く利用できるでしょう。
また、保証期間も本体3年、バッテリー1年と非常に手厚いサポートが受けられるのも嬉しいポイントです。
手持ち機器の安全性を強固なものにしたいなら、BX50Fは優秀なパートナーになること間違いなしです。
大切なデータや機器を守るためにも、UPSの導入をぜひ検討してみてください。
電気のトラブルに備え、安心して日々の業務や趣味に打ち込むための一助となるでしょう。